【中学生・高校生向け】英語の勉強のコツ「3つだけおさえておけばOK」

english-point 学生諸君へ

この記事は、英語とは一切無縁の「田舎生まれ、田舎育ち」で、現在では超一流外資系金融機関で働く私が、英語学習で悩む中学生、高校生の君たちへの指南書です。

「結局、学生時代の勉強で将来何が役に立っているか?」という視点で、君たちが少しでも効率よく勉強できるように教えていこうと思う。

「勉強しろと親はうるさいが、英語って本当に役に立つの?」

「英語ってさっぱりわからない、苦手だ。。。」

「英語なんて全然面白くない。ムリ。」

「そもそも、なんで英語を勉強するの?」

そりゃそうだ!

よく分かる!

私も同じような悩みを抱えながら、闇雲に努力した。
でも今思えば、非常に遠回りな努力だった。
こんなやり方では、英語が苦手になってしまうのも無理はない。
そこで、君たちには途中で挫折することがないよう、正しい努力の方向を教えようと思う。

「大人になっても通用する英語」の勉強法

基本的に反復練習(ドリル)が基本である。

何度も何度も繰り返す。

シャドーイング

詳しいやり方に関しては、既に別記事で解説していますので、そちらを見てほしい。 https://relax-salon.tokyo/self-study-english-shadowing/

楽しい教材を見つけて、習慣(毎日英語を話すのが当たり前)にするのがコツだ。

英語学習で最も大事なのは、「シャドーイング」だ。

断言できる。

それはなぜか?

「日本人は、圧倒的に英語が話せないから」だ。

日本では文法は授業で細かくやるので、大学受験までしっかり勉強すれば、かなりハイレベルな水準まで身につく。
しかし、グローバルに働いている私の肌感覚として、文法はそこまでハイレベルになる必要はない。
ビジネス現場で重視されるのは、「スピード」と「シンプル」な文章。 百人読めば百人が同じように意味を理解できるような簡潔な文章が求められる。 そのため、そのような難解な文章は邪魔だ。
そう言った意味で、読み書き(Reading, Writing)に関しては日本人は十分すぎるほど習得している。

一方、「英会話」となると、日本のサラリーマンは一気にレベルが低くなります。

「英語での会議ではダンマリ」

「海外からの来客時はニコニコしながら頷くだけ」

もうコレでは人形を置いておいても同じだ。
どうしてこのような現象が起こっているか?
それは、「日本人が英語を話す機会が圧倒的に少ない」から。
インターナショナルスクールに通っているならまだしも、普通の公立学校に通っていれば、英語で話す機会など皆無。
いまの学校の授業は筆者の学生時代に比べればかなり英会話の比重が増えたが、それでも授業だけでは全く足りない。
結局のところ、「浴びるように大量の英語を聞く・話す」しか、英会話を習得する方法はない。
それが、君たちの倍近く長く生きてきた、私の結論です。

5文型を体と頭に刷り込む

英語は実は非常に簡単で、単純な構造だ。

なんと、たった5種類しかないのである。

この”型”をしっかり理解すれば、全ての文章がどのように作られているかが分かり、長い文章が出てきても、結局その文章が何を言いたいのかが、すぐに分かる。

第1文型:SV
例文) I fell in Love.

第2文型:SVC
例文) She is so cute.

第3文型:SVO
例文) I love you.

第4文型:SVOO
例文) I brought you a present.

第5文型:SVOC
例文) You drive me crazy .

英語において、その文章が伝えたいことは、全てこの5つの形に集約される。

前置詞や関係代名詞が出てきたら、それらは全て”おまけ”だ。

この文章の”芯”は何か?

それさえパッと分かるようになれば、君のReading, Writingの力は飛躍的にアップする。

ここだけは、体に染み込むまで、時間をかけてじっくり取り組んでみて欲しい。

TOEIC

君たちが大人に近づくにつれて、TOEICという名前を耳にするようになるだろう。

Test Of English for International Communication

コレは、君が仕事をするようになった時に役立つ。
グローバルにみると、英語力を図る指標としてほとんどの国では採用されていない。
しかし、日本国内の採用現場ではよく使われており、昇進や海外派遣のチャンスに非常に大きく影響する。

目安として、800点以上あればかなりアピールポイントとなる。

また、このTOEICはビジネス現場で実際使われる内容を想定して問題作成されているため、このテストで点数が取れるようになれば、即ビジネス現場で役立てることができる。

単語帳を自分で作ってペラペラめくり、本当に使うかどうかわからないような単語を無理に暗記しても、効率が悪すぎます。(そもそもそんなやり方では、本当の力は身につかない。)

将来本当に必要になる要素を、実践的に学ぶ。

何を学ぶにしても、非常に重要なポイントだ。

TOEICの勉強法については以下の記事にまとめていますので、そちらもぜひ読んでみてほしい。
https://relax-salon.tokyo/uneasiness-study-toeic/

まとめ

いまの大人は、将来役に立たない、効率の悪い勉強をたくさんしてきた。

正直、学生時代に勉強したことで、社会に出てから生かせる内容は限られる。

だからこそ、君たちには今から、本当に必要なスキルを身につけてほしいと切に願う。

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