「会社に行くのがつらい」
「毎日上司に怒鳴られる」
「職場の人間関係が上手くいっていない」
「もう、死んでしまいたい」
毎日毎日、家と会社の往復。
同じ行動を延々と続ける事を強要される、ある意味生き地獄ですよね。
しかし、もしあなたが既に家庭を持っているならば、簡単にそこから逃げるわけにはいきません。
そんな、家庭を持ちつつも会社に行くのが辛いあなたには、以下の3つの行動を提案いたします。
もちろん、これが全てではありません。
批判をする方も多いかもしれませんが、私はこれらが今の時代に合った一つの考えだと思い、実際に行動しました。
そのおかげで、数年前に辛くて仕方なかった会社員生活が、今では非常に楽に感じるようになりました。
もしあなたが、今の会社員生活が辛いと感じているならば、ぜひ、ご参考にしてください。
会社を辞める
まずは、今の会社を辞める事を決意しましょう。
ですが、辞める事ができるタイミングは人によって変わります。
それは、家庭を持っているから。
家庭を持てば、 独身時代のように、なかなか自由には行かないものです。
家計に余裕がある場合
会社は今すぐやめて良い 。
辞めても家族の生活を維持できるだけの資産があるのであれば、次の仕事は辞めてから考えましょう。
長い人生です。
仕事をしないで、自分を見つめる時間は、非常に重要です。
ご家族の同意を取って、心を落ち着かせ、自分を取り戻しましょう。
その上で、あなたの次の道を模索しましょう。
家計に余裕がない場合
会社の業務を”適当”に切り上げ、できるだけ定時で出退勤し、自分の時間を確保しましょう。
そうしたら、転職活動を開始です。
「石の上にも3年」の勘違い
このことわざは、ある意味で正しい。
最初は全く成果が出なくて楽しくなかったりしても、3年もやれば分かることも増え、成果も徐々に出るようになります。
その道を極めたいのであれば、この言葉を励みに頑張るのは、多いに意味があるでしょう。
昔は日本も経済が伸びていたため、頑張れば報われました。
しかし、時代はすでに大きく変わりました。
同じ会社、業界にいても、報われる保証は全くありません。
そして、ITの発展により、3年もあればトレンドも大きく変わります。
iPhoneを代表とするのスマホの社会普及であなたの生活が激変したように、3年もあれば伸びる、もしくは衰退する産業が出てきます。
その流れを掴み損ねると、あなたの経験やスキルは時代遅れのものとなり、あなたは今勤めている会社でしか通用しない人材になってしまいます。
今ならまだ間に合います。
自分自身が陳腐化してしまう前に、行動に移しましょう。
転職活動を開始する
転職活動を開始するだけで、あなたは様々なメリットを享受できます。 中でも、私がとりわけ重要だと考えるのが、以下の二つです。
- 転職をすると、新しい自分/世界を発見できる。
- 登る山を選びなおすチャンスを得られる。
以下で詳しく説明していきます。
転職をすると、新しい自分/世界を発見できる。
この世界には、あなたが思ってもみないような仕事で溢れかえっています。
中には、自分の同じ業界ですら、全く新しい技術を駆使したり、働き方をしている人もいます。
その中には、きっとあなたに合う仕事や職場があることでしょう。
一歩を踏み出し、まずは転職サイトに登録しましょう。
色々な求人を見ているとワクワクしますし、エージェントのコンサルタントと会えば、もっと突っ込んだ裏話が聞けるはずです。
なお、転職の手順については以下の記事で解説していますので、そちらもご覧ください。
登る山を選びなおすチャンスを得られる。
伸びている産業を見極める。
これは非常に重要です。
どんなに険しい茨の道を登ったところで、標高が低い、あるいは樹海に迷い込む経路しかなく、なんの果実も得られない山では、苦労して登っても、はっきり言って時間の無駄です。
衰退していようがなんだろうが、何がなんでもやりたい事があるなら、それでも構いません。
しかし、そうでないなら、今後どんな産業が伸びていくかをよく考え、努力が報われる分野を選びましょう。
あなたは、今後どの産業が伸びていくと思いますか?
自分なりの見通しを持つことは、今後楽に生きていく上で割と重要です。
これまで意識していなかった人は、意識してみる事を強くお勧めします。
新しい挑戦を、全力でエンジョイする。
適切な転職先を見つけたあなたは、非常に大きなチャンスを掴みました。
今後伸びていく産業は、逆に言うと何も整備されておらず、あなた自身が道を切り開いていくことになります。
そして、あなたの裁量がそのまま成果につながり、評価してもらいやすくなります。
会社は辛いところであってはいけません。
今後を見通して掴んだチャンス、多いに楽しんでいきましょう。
最後に
「来年の1月末をもって、この会社を退職することになりました。」
あなたが退職の意思を上司に伝えてスケジュールも決まり、同僚の社員にこのセリフを伝える際、必ずと言っていいほど、年配社員から以下のような”お叱り”を受けます。
「石の上にも3年。まずは続けないと、仕事を理解したとは言えない。考えなおせ。」
「ここで無理なら、どこでも無理だ。」
「転職なんて危険だ!考えなおせ!」
、、、と。
しかし一方で、あなたの職場に転職組の方がいれば、全く逆の言葉をもらえることでしょう。
「そうか!おめでとう!」
「よかったね!次の職場でも頑張ってね。応援しているよ!」
この違いは、どこから生じてくるのでしょうか?
それは、言葉をかけた人たちに、「転職の経験があるか無いか」の違いです。
転職の経験がある人は、転職によって得られる、新しい世界観や、多くのメリットを知っています。
一方で、転職を経験していない人たちは、転職の先にどんな世界が広がっているのか全く想像できないため、上で述べたような否定的な言葉しか出てきません。
転職の経験がある人と、無い人の意見。
転職で迷っている場合、あなたはどちらの言葉を信じますか?
ちなみに、私も3回の転職経験があります。
結果的に、現在の私は外資系大手で、誰もがうらやむようなポジションを勝ち取りました。
驕りでもなんでもなく、客観的に見て、私は今の職場で重宝され、バリバリ活躍しています。
そしてそこへたどり着くまでの道は、「新卒で入った会社を辞める」という一つの勇気ある行動から始まりました。
あの時の勇気ある行動がなければ、今も私は最初の会社でくすぶっているか、もしくは絶望したままかもしれません。
だからこそ、あなたにも「勇気ある決断」をしてほしいと思っています。
「そうは言っても、成功するなんて一部の人間だけでしょ!?」と言う人もいるかもしれません。
確かにそうです。
厳しく聞こえるかもしれませんが、「成功するのは一部の人間」というのは事実です。
しかし幸いな事に、「成功する一部の人間」に共通することは明確です。
それは、「諦めないで継続する」こと。
「当たり前だろう!」と思うかもしれませんが、大半の人は、割と序盤で諦めます。
一回や二回の失敗で挫け、そこで挑戦を諦めます。
もちろん、継続したからと言って、成功するとは限りません。
ですが、成功者は例外なく、諦めませんでした。
あなたが諦めないだけで、人生を成功させる権利を得ることはできます。
自分のため、ご家族のために、一度立ち止まってじっくりとあなたの人生について考え、「転職」という新しいドアを開きましょう。
その先には、新しい世界があなたを待ってくれていますよ。
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では、また。
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