この記事は外資系企業への転職を検討している方々に向けたページです。
基本的な転職術は別記事で説明しており、このページは日系企業では必要のない、プラスαの部分をご説明しております。
基本的なポイントに関しては、以下のページをご覧ください。
上でもお伝えしたように、基本的にやることは以前アップした記事(現役外資系金融マンが教える転職術(日系、外資系共通))と変わりませんが、外資系企業のポジションを狙うなら、+αとして、以下の3つが必要になります。
登録は必須です。
まずは英語で登録しましょう。
LinkedIn
https://jp.linkedin.com/
。。。
登録完了しましたか?
おそらく日本人が一番怠るのが、プロフィール写真。
実際見渡してみると、海外のユーザーに比べて日本人は顔写真を載せている割合が低いように感じます。
見る側にとって、顔写真はあなたを知るための大事な判断材料になります。(顔写真を登録しないと、LinkedInから登録を促すメッセージが頻繁に来ます。)
他のユーザーの顔写真を分析し、どういう写真が好印象を与えるか考えてみましょう。
もし良い写真がない場合は、プロのカメラマンに頼んで撮ってもらいましょう。
街中で見かける写真BOXと比べると格段にコストはかかりますが、そこから得られるリターンを考えれば非常に良い投資として考えることができるでしょう。
日本ではあまり馴染みがないのですが、LinkedInは転職に限らず、あらゆるビジネスにおいてコミュニケーションの場となっています。
ただの転職ツールと捉えず、あなたの「ブランディング」をするつもりで、スキルや実績を売り込みましょう。
リファレンスコール(リファレンスチェック)
あなたのこれまでの仕事ぶりや人となりの裏付けをとるため、あなたの現在の職場、あるいは以前の職場の人間に連絡をとって確認する行為です。
連絡先は、あなたの指定する人物で、2人程度となるケースが多いです。
転職エージェント、応募先企業、あるいは委託された第三者機関のいずれかが行います。
外資系企業ではチームワークを重視するとともに、例え部下であっても一人の社会人として敬意を持って接します。
日系企業に見られるような、部下や同僚を奴隷か何かと勘違いしているような行為はありません。
あなたにそのような問題行為があれば、リファレンスコール(リファレンスチェック)で判明します。
もしコミュニケーションの仕方に懸念がある場合は、部下や同僚のために、そして自分自身のために、改善していきましょう。
以下のリンク先も併せてご覧ください。
Robert Walters
https://www.robertwalters.co.jp/career-advice/reference-check.html
語学力
なんと言っても、外資系企業に勤めるには英語が必要になります。
営業などの一部の職種ではそこまで求められないケースもありますが、基本的に英語は必須と考えておくべきでしょう。
グローバル企業は、一番下のポジションであっても海外にあるオフィスとの連絡は必ず発生します。
これが日系企業であれば向こうに日本語を喋らせれば済む話ですが、外資系企業では海外がメインオフィスとなるため、こちらが向こうに合わせる(英語で話す)必要があります。
特にポジションが上になればなるほど、部署間の交渉が発生したり、部門のヘッドが海外のオフィスにいたりするため、英語でのコミュニケーションが求められます。
そのため、英語ができない人はどんなに仕事ができても、上のポジションに行くのは難しくなってくるでしょう。
新卒や20代の若手の転職者でも、非常に優秀でネイティブ並みに英語を話すNew Joinerがどんどん入ってきます。
はっきり言って、英語ができない人を上のポジションに上げる必要がないのです。
また、例え上に行く気が無い場合でも、通常業務でも当たり前のように英語を使用します。
社内規定やマニュアルなども全て英語です。
システムの作りは荒く、日系企業のシステムのように細かいところまで作り込んでおらず、頻繁にシステムトラブルが発生するため、その際の緊急対応を英語で迫られます。
入った後に困らないよう、応募先で使用する言語は最低限、スムーズにコミュニケーションが取れるレベルにはしておきましょう。
最後に
転職は時間がかかります。
そのため、あなたがモチベーションを維持し、継続的に転職活動に取り組むことが必須となります。
そして、継続するコツは、毎日取り込むことです。
一時のやる気だけでは、転職は成功しません。
腰を据えて、じっくり取り組むことが重要です。
そうして内定を勝ち取った先には、あなたが観たことがない世界が広がっています。
これまで常識と思っていたことが常識ではなくなります。
楽しみにしながら、転職活動に取り組みましょう。
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ではまた。
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