現役外資系金融マンが教える失敗しない転職術(日系、外資系共通)

転職

このページは、既に転職することを決めた方々向けです。

手順に沿って転職活動を行えば、内定をゲットできるように構成されています。

そのため、このページをブックマークし、毎日自分の立ち位置を確認することを強くオススメします。

一時のやる気と勢いだけで成功するほど、転職は甘くありません。

このページを何度も訪れ、自分が何をすればいいか常に考え、継続して転職活動に取り組みましょう。

転職を成功させるキーポイント

まず、採用されるにはいくつかの通過点があります。

  1. あなたに実績が、ある。
  2. あなたの実績が、応募先に伝わる。
  3. あなたの実績が、応募先のニーズにマッチする。
  4. あなたの気質が、応募先のニーズにマッチする。

要は、ほとんどがあなたの”実績”がものを言います。

ほとんどの企業は、転職者の実績は大好物です。

これは、どんなに若くても当てはまることです。

確かに若いうちは、やる気や元気さなどが評価されて採用されるケースもありますが、実績があれば応募先企業も確信を持ってあなたを採用できます。

どんなに小さなことでもいいので、まずは「実績作り」を意識して普段の仕事に取り組んでみましょう。

 

転職サイトに登録

本来は転職を検討する段階で、転職サイトに登録するべきところですが、まだ済んでいない方は今すぐ登録しましょう。 

ここは深く考えるところではありません。

とにかくまずは、直感でいいので、気になるサイトにいくつか登録し、何人かのエージェントと会い、自分に合う職があるかどうかエージェントと一緒に検討しましょう。

この世界には、あなたの知らない仕事であふれています。

エージェントは、そんな中からあなたに”合いそうな”案件を紹介してくれます。

まずはそこからです。

(”合いそうな”と書いたのは、コンサルタントも正解が分からないから。あなたが気に入るか、応募先にマッチするかはあなたにしかわかりません。可能な限り沢山の案件に触れ、どの案件が自分にマッチするかじっくり考えましょう。)

 

登録サイトはまとめページを作成しましたので、そちらを参考にしてください。

 

履歴書作成

日本のいわゆる”履歴書”は、皆さんご存知の通り、非常に中身の薄い作りとなっています。

氏名、住所、電話番号、メールアドレス、顔写真、学歴、職歴、資格、趣味、特技、本人希望記入欄。

記入欄の大きさはどのフォーマットもほぼ同じで、日本の就活生や転職者たちは、この決められた狭い箱に自分を押し込みます。

ここはそれほど難しいことはないので、正確に記入して終了です。

適切にまとめて、さっさとCVと職務経歴書の作成に時間を割きましょう。

 

CV作成(日系:必要なし、外資系:必須)

非常に重要です。

これを疎かにすると、応募先にあなたのスキルや実績、熱意が伝わりません。

応募先企業は時間のない中、1日に何通もCVを見るため、出来が悪いと一瞬で捨てられます。

 

あなたに実績がすでにある場合

まず、以下の手順で作成してみましょう。

  • 以下のリンク先をよく読む。

Robert Walters – 最後まで読まれる!英文履歴書(英文レジュメ)の書き方とコツ【テンプレートつき】

https://www.robertwalters.co.jp/career-advice/cv-advice.html
  • 自分の実績を箇条書きにする。
  • 自分が応募する案件にマッチする実績をピックアップする。
  • リンク先を参照しながら、書いてみる。
  • エージェントに添削してもらう。
  • エージェントのアドバイスに従い、CVを修正する。

抜け落ちがちなのが、「エージェントによる添削」。

面倒に感じるかもしれませんが、CVは他の人間に客観的に見てもらうことが非常に重要です。

また、エージェントはレジュメのプロです。応募先企業とも頻繁に接触するため、応募先の企業(チーム)が何を求めているのかも正確に把握しています。

必ず、エージェントに添削をお願いしましょう。

なお、このCVを作成する上で最も重要なポイントは、あなたの実績です。

採用する側が重視するのは、「あなたにどんな実績があるのか」です。

応募先の求める実績に近いものを自分の実績からピックアップして記載しましょう。

 

あなたに実績がない場合

まずは実績を作りましょう。

その際に気をつけることは、あなたの目指す方向に実績を積み上げる事。

業務効率化を売りにしたい(仕事をしたい)のであれば、プログラミングの勉強をする。

営業力を売りにしたい(営業の仕事をしたい)のであれば、上顧客といいお付き合いをする。

マネージメント力を売りにしたい(マネージメントの仕事をしたい)のであれば、今の職場でマネージメントをする。(必ずしも管理職に就く必要はありません。管理職の立場になって考えながら仕事をしたり、プロジェクトを率いたりしてみましょう。)

見当違いの努力をしている時間はありません。

自分の目指す方向に実績を積み上げましょう。

 

職務経歴書作成(日系:必須、外資系:たまに求められるが基本必要なし)

CVと同じ手順です。自分の棚卸をしっかりして、作り込みます。

これもCVと同様、必ずエージェントの添削を受けましょう。

Robert Walters – 職務経歴書の書き方見本(マニュアル)とフォーマット【テンプレートつき】

https://www.robertwalters.co.jp/career-advice/cv-advice.html

また、応募先が外資系企業で職務経歴書を求めていなくても、エージェントがCVと照らし合わせるために提出を求めるケースもあります。

どこかで必要になるため、職務経歴書はあらかじめ作成しておきましょう。

 

面接対策

面接で話す内容を整理する

整理する時のコツは、以下の二点です。

  1. 伝えるべきポイントのみをまとめたサマリを作成する。
  2. 実際に話す詳細のシナリオを作成する。

シナリオだけだと、自分が話すポイントがうまく頭に入りません。

サマリマインドマップ を作成し、自分が今何を話しているのか、立ち位置を確認できる様にすることで頭の中が整理できます。

また、これにより早く覚えることもできます。

 

面接の練習を重ねる

何回も何回も、声に出して練習します。

面接当日は頭が真っ白になります。

そうなった時、声に出して練習した成果が必ず出ることでしょう。

 

エージェントを相手に、面接の練習をする。

エージェントに面接の練習相手になってもらうメリットは、以下の二点です。

  1. 自分の話が相手に適切に伝わるか、確認できる。
  2. 自分が考えなかった想定される質問をしてもらえる。

 

転職を成功させるコツは、エージェントと何回も会う事です。

何回も会い、何回も電話で話し合い、メールのやり取りをしましょう。

エージェントと何回も接触することは、以下のメリットがあります。

  1. 応募先企業の情報をしっかり集めることができ、その結果自分自身が応募先企業にマッチしていく。
  2. 自分の足りない点を徐々に明確にできる。(一回の面談や電話だけでは、足りない部分や強みは全て伝わらない)
  3. エージェントが自分に対するプライオリティを上げてくれる。
  4. モチベーションの維持ができる。

エージェントは、熱意のある応募者に応えてくれます。

CVや職務経歴書、面接内容のブラッシュアップを繰り返し、エージェントのアドバイスを何回も受けましょう。

 

最後に

転職は時間がかかります。

そのため、あなたがモチベーションを維持し、継続的に転職活動に取り組むことが必須となります。

そして、継続するコツは、毎日取り込むことです。

一時のやる気だけでは、転職は成功しません。

腰を据えて、じっくり取り組むことが重要です。

そうして内定を勝ち取った先には、あなたが観たことがない世界が広がっています。

これまで常識と思っていたことが常識ではなくなります。

切り開いた先の未来を楽しみにしながら、転職活動に取り組みましょう。

 

 

 

 

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