【結果発表】KDI でバイリンガルになれるのか?|実際に息子が3年間通ってみた

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こんにちは、リーマンです。

さて、KDIに通っていた我が家の息子ですが、2024年3月に晴れて卒園いたしました!

おめでとう〜〜〜〜!!!!

年少から通い始めたので、都合3年間通った事になります。
この3年間、楽しいこと、嬉しいことが本当にたくさんありました。

そして、これは声を大にして言いたい。

KDIに息子を通わせて、本当に良かった!

英語は身についたし、先生達は真摯に子供達に向き合ってくれたし。。。
そのおかげで、我が子もお友達も、すくすく育ってくれたと思います。

もちろん、連絡漏れなど細かいミスなどはありましたが、それはどこの幼稚園、と言うより、誰だってありうること。問題が起こった時の対応の仕方も含め、総合的に、KDIは本当に良かったなと感じております。

さて、本題に戻りましょう。

「バイリンガル幼児園と言われているけど、本当にバイリンガルになれるのかな?」
「実際どこまで英語が身につくんだろう?」

2021年4月からKDI – キッズデュオインターナショナルに実際に通っている我が子が、KDIでの3年間でどこまで英語が身につくのか、レポートしてきましたが、今回の記事でついに完結!という事になります。

ちなみに前提条件として、我が家はこんな感じです。

  • 私と妻はずぶの日本人。
  • 親子とも、海外居住経験は無し。
  • KDI入園前は、たまに英語の動画を見せたり、簡単な英語で会話したりする程度。
  • 入園当時(面接、考査の時も同様)は、Blue、Appleなどの簡単な英単語が言える程度

こんな感じからのスタートでした。

「KDIで学べばバイリンガルになれるのか!?」

いよいよ結果発表です!

【結論】KDIに通えばバイリンガルになれる!

息子を年少(PK – Pre Kinder)クラスから3年間通わせました。先月無事卒園し、今では普通に英語で会話ができます。

もちろん、まだまだ分からない単語はたくさんありますし、相手の言う意味が分からないこともあります。

ですが息子は、一番大切な事を身につけてくれました。

それは、「外国人にも臆する事なく堂々と、楽しく英語で会話する」事です。

とかく日本人は、「ネイティブのようにペラペラ流暢に英語を話せないといけない。たどたどしい英語は恥ずかしい。」と言う意識が根強くあります。しかし、ビジネス現場では英語のネイティブの方が少ないくらいです。第二、第三言語として学んだ英語で、皆が必死に生き残っています。

そんな中で、「いかに楽しく、堂々と、必要なコミュニケーションがとれるか。」

それが、英語教育に最も必要な点の一つだと考えます。

そして、KDIでのバイリンガル教育は、間違いなくそれが身につけることが可能です。

もちろん、あまり英語が身に付かなかった子もいます。個人の能力差もあれば、家庭での教育の仕方の違いもあります。世の中に”100%絶対”はありません。

しかし、日本人とネイティブスピーカーの2人の担任を全てのクラスに配置し、1日の大半を英語で過ごすことができるKDI。

もし子供に「バイリンガルになってほしい」「生きた英語を身に付けさせたい」と考えるのであれば、KDIに通わせるのが一番だと思います。

 

在園中に英検3級&4級に合格!

Eiken 3rd grade certificate

前回の記事では英検5級に合格したことを発表しましたが、その後卒園までに10月、1月と2回の受験機会がありました。その際、それぞれ4級、3級と連続して合格することができました!(英検3級は中学卒業レベルです。)

スコアは、一次試験のReadingとListeningがちょうど合格基準レベル。2次試験の面接は3級合格基準をある程度上回る感じでした。

KDIでは、一次の筆記試験はKDIの教室で受験できますが、二次試験の面接試験は外部の一般会場で受験する必要があります。

実は、3級の面接試験ではちょっとしたトラブルがありました。(3級からは2次試験として面接試験が登場します。)

面接会場である教室の前で、他の大きなお兄ちゃんお姉ちゃん達と並ぶ際に私たちと別れて1人で椅子に座って待つ必要があったのですが、次第に心細くなって泣いてしまいました(笑

会場の係員の方が私たちを呼びに来たため、慌てて息子の元に行き、”むぎゅう”をして落ち着かせました。

なんとか落ち着きを取り戻した息子は、また1人で試験会場の教室に向かい、堂々と面接を受けることができたようです。

結果は見事合格!
先ほども書いたように、十分合格基準を満たすレベルのスコアを取得できました。

実を言うと、ここまでの全ての級において、英検試験対策はほとんどしていません。KDIでも課外授業として有料で英検対策講座を受講する機会はありますが、我が家はそちらは申し込みませんでした。

我が家の唯一の英検対策。それは、

「親と一緒に過去問を3回分解く。」

だけ。

ただそれだけでした。

最初は集中力が続かないため、大問1個ずつなど、少しずつ取り組みました。

過去問を解く目的は、「問題に慣れる」こと。
KDIでの生活で英語力は十分についていると感じていました。英検の試験内容に慣れさえすれば十分合格できるだろうと思ったため、英検対策は「過去問を3回分解く」だけでした。

※必要な対策は、子供の英語力によって変わります。お子さんの英語レベルに合わせて、適宜調整が必要です。

ちなみに、3級受験時に実は準2級も同日に受験しました。しかしこちらは一次試験で不合格でした。過去問を解いているときに感じたのですが、子供の英語力が足りないと言うよりは、問題のベースとなる社会常識が足りていないと言う感じでした。早いうちに上のレベルの試験を合格できればそれに越したことは無いのですが、無理して詰め込まなくてもそのうち身につく事なので、あえて準2級対策は程々にしました。

 

KDIを候補として考えている親御さんへ

私共夫婦は、子供に対して英語を詰め込みで覚えさせるようなことはしませんでした。

それは、「英語を学ぶ、英語で学ぶ」事を楽しんで欲しかったからです。

幼少期に3年間厳しく英語を詰め込もうとしたところで、たった3年間で身につく量などたかが知れています。

今回我が子がとった英検3級だって、中学生になれば大半の子が取れるレベルです。

それでは、なぜ高いお金を払ってまで、大事なお子さんをKDIに通わせるのでしょうか?

はっきり言います。

あなたのお子さんが3年間通って、英語が話せるようになる保証はどこにもありません。

実を言うと、同じ学年の多くのお友達の中には、英語が全然身についていない子もいました。
年長時の最後の受験時に、英検Jr.のゴールドクラスを受けている子もいました。

まだ年端もいかない子供が、いきなり英語が飛び交う慣れない環境に放り込まれ、うまく馴染めるようになる保証はありません。

そこまでしてでも、あなたがお子さんをKDIに入れる理由はなんですか?

そこを今一度、よ〜〜〜〜く家族で話し合ってから受験することを、強くお勧めいたします。

ご存知のように、KDIに通う場合のコストは、高いです。

普通に通うだけで、その辺の私立幼稚園の2倍くらいかかります。

小学校受験やサッカーなどの課外授業、英検の特別対策授業などを受けたければ、さらにコストがのしかかってきます。(小学校受験はめちゃくちゃお金がかかります。)

そんなコストがかかる幼稚園(幼児園)、何も考えずにただ通わすと、後悔することになりかねません。

一方で、「ちゃんとした目的を持ち、うまくいかなかった場合のケースも想定し、それでもKDIにお子さんを預けたい!」と言うのであれば、KDIは素晴らしい環境を用意してくれます。

KDIの入園考査は、実はそんなに難しくありません。

ただし、入った後についていけなくなる子は、一定数います。
親の経済的理由で、通えなくなる子もいます。

この3年間でも、同じ学年で数人が辞めて去っていきました。

卒業試験はないため、英語やその他が身に付かなくても、自動的に小学校に放り出されます。

親にとっても、子供にとっても、他の幼稚園や保育園とは違う、大きな負担が増えることには違いないでしょう。
それでもあなたは、お子さんをKDIに通わせたいですか?

今一度、KDIを受験する前に、「なぜKDIに通うのか?」を深く考えることをお勧めいたします。

そしてもし、それでもKDIに通わせるんだ!という決意をされたのであれば、私も全力で応援いたします。

以下の記事で、KDIの入園考査についてまとめてあります。
あなたとお子さんにとって、良い未来が待っていますように。

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2020年冬、キッズデュオインターナショナル(以下、KDI)の入園考査(面接)を受けました。 結果としては、無事合格をいただき、2021年4月からうちの子はKDIに通っております。 「KDIに通うとどんな風に子供が育つの?」 「どの程度英語...

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