サラリーマンの資産形成には投資信託がオススメである4つの理由

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あなたは投資信託のメリットとデメリットが知りたいですか?

本記事では、特に会社員にとって、なぜ投資信託がオススメなのかについて、4つの理由をまとめました。

投資信託は資産運用の手段の中でもメリットが多く、特に投資の初心者の方には得られるメリットが大きいです。

これから投資信託への投資を考えている方は、是非記事をご覧ください。

サラリーマンには投資信託がオススメである4つの理由

会社員にとって投資信託は、特に以下の4つの理由で、非常に有益な投資手段です。

  • プロのスキルとノウハウを享受できる。
  • 少額から積立投資ができる。
  • 運用はプロが行うため、相場に張り付いていなくていい。
  • 簡単に分散投資ができる。

プロのスキルとノウハウを享受できる。

投資信託の運用を行なっているのは、運用会社に勤務するファンドマネージャーです。 彼らは何百億円、何千億円、時には何兆円ものお金を運用しいるため、 その運用金額の大きさは、そのまま責任となってそのファンドマネージャーの肩にのしかかってきます。

しかし彼らはそのプレッシャーを跳ね返すくらい、日々マーケットに向き合い、分析と研鑽を重ねています。

金融のスキルやノウハウというのは、素人の方に簡単に説明できないほど膨大で深遠です。

そんな彼らのスキルやノウハウを、わずかな手数料を払うだけで享受することができる。
各種手数料がかかるとは言え、投資に関して全くのど素人である会社員が、それほどのプロフェッショナルのスキルやノウハウを享受できるというのは、かなり大きいメリットです。

少額から積立投資ができる。

投資信託は一回の購入でドカンと一気に購入することもできれば、毎月コツコツ積立てながら購入することもできます。

一括購入でも一口あたり1万円ちょっとで購入できますし、積立投資だと月々数千円からスタートできるため、投資初心者で小さく始めたい人は、非常にありがたいシステムです。

一方、株式や債券をみてみましょう。

まず株式投資。

一般の投資家が株式を売買できる証券取引所では、売買出来る最低株数(単元)が決まっています。 近年、この最低株数(単元)は100株に集約され、現在ではほとんどの銘柄で100株ごとに売買できます。

もし1株当たりの株価が20円だとすると、
購入金額 = 20円×100株=2,000円+手数料
となります。
(このような株価の低い銘柄は、経営状況が芳しくない企業が多いです。そのため、投資先としてはかなり躊躇します。)

また、 1株当たりの株価が大きい”値がさ株”だと、購入金額が大きくなります。

もし1株当たりの株価が7,000円だとすると、
購入金額 = 7,000円×100株=700,000円+手数料
となり、一般的なサラリーマンが毎月購入する金額としては大きすぎる金額です。

そして債券投資。

個人投資家向けに小口投資ができるように組成されたりしますが、それでも1券面あたり100万円になるのが一般的です。
はっきり言って、債券投資にはまとまった大きな金額が必要です。
小口だけを見ていると、商品のバリエーション的に、かなり選択肢が狭くなってしまうのが現実です。

そのため、ほとんど制限なく小さな金額から投資することができる投資信託は、一般的サラリーマンのような小口投資家にとって優しい設計となっています。

運用はプロが行うため、相場に張り付いていなくていい。

忙しいサラリーマンは、相場に張り付いているわけにはいきません。
かと言って、「大切な資産から目を離して放置しておいてそれでいいのか?」と言われると、それもごもっとも。

その点、投資信託は運用のプロ(ファンドマネージャー)が常にあなたの資産を管理してくれています。
彼らは日中のマーケットが開いている時間帯はもちろん、夜会社を出た後も、海外のニュースには常に目を光らせ、必要であれば家からBloombergにログインしてマーケットをチェックしたり、同僚に指示を出したりできます。

そう、彼らはまさに24時間体制で、あなたの資産を見守ってくれています。

簡単に分散投資ができる。

あなたから受け取る申込金は、他の投資家の分と合算され、大きなファンドを形成します。 運用会社はこの集まったお金(ファンド)を、金融市場の様々なタイプの資産、銘柄に割りふって投資を行います。

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引用:一般社団法人 投資信託協会 HP https://www.toushin.or.jp/investmenttrust/about/scheme/

この時、投資信託は商品によって、国内株式、国内債券、外国株式、外国債券など、投資商品のカテゴリが大まかに設定されています。 つまり、投資家(あなた)は「商品を選ぶ=投資カテゴリを選ぶ」ことになります。

その先の「カテゴリ内で”どの銘柄”に、”どれだけの金額”を、”どのタイミング”で投資するか?」はファンドマネージャーが考えるため、投資家(あなた)は何も考える必要なく分散投資が行われます。

デメリット

ここまでは投資信託がオススメである理由を挙げてきましたが、最後に投資信託のデメリットにも触れておこうかと思います。

デメリットとして考えられるのは、やはり各種手数料でしょう。

投資信託に関する各種手数料は、以下のようなものがあります。

  • 購入時手数料
  • 運用管理費用(信託報酬)
  • 監査報酬
  • 売買委託手数料
  • 信託財産留保額

基本的な手数料をあげただけでも、これだけの費用が発生します。

まあ、当然と言えば当然ですね。

他の人に運用や管理を任せるわけですから。

手数料は商品によって異なるため、購入前に目論見書をしっかり確認しましょう。
ここを怠ると、思った以上に手数料で資産が減り、不満の残る投資となってしまうので、めんどくさがらず購入前にしっかり確認するようにしてください。
そして、メリットが支払う手数料を上回るなと判断したら、購入するようにしましょう。

まとめ:サラリーマンにとって投資信託のメリットはデカイ

最後にまとめると、投資信託のメリットは以下の4つが挙げられます。

  • プロのスキルとノウハウを享受できる。
  • 少額から積立投資ができる。
  • 運用はプロが行うため、相場に張り付いていなくていい。
  • 簡単に分散投資ができる。

これらのメリットは、毎日忙しくて時間がなかなか確保できないサラリーマンにとっては、非常に有益です。
投資信託は各種手数料がかかってきますが、手数料を支払うだけで上の4つのメリットを得られるなら、非常にいい投資ではないでしょうか?

最後に。

サラリーマンが目指すべき資産運用のゴールについても記事にしていますので、資産運用を考えている方は是非そちらもご覧ください。

ではまた。

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