年収400万円の「貧乏父さん」が「金持ち父さん」になる3つのシンプルな方法

poor to rich お金のハナシ
Hand pushes the cube with the letter R from the word "poor" to the word "rich".

こんにちは、リーマンです。
かれこれ10年以上、金融業界で働いています。
突然ですが質問です。
あなたは「金持ち父さん、貧乏父さん」を読んだことはありますか?
ロバート・キヨサキ氏が書いたこの著作は、世界中の会社員(雇用されている人間)にとって衝撃的な作品です。
この記事では、あなた方普通のサラリーマン(貧乏父さん)が、「金持ち父さん」になるための具体的な考え方や方法をご紹介していきます。
毎月請求書にビクビクする生活にサヨナラしたい方は、ぜひご覧ください。

サラリーマンが「金持ち父さん」になる3つの現実的な方法

普通のサラリーマンが「金持ち父さん」になるには、以下の三つが基本的な柱となります。
  1. 収入を増やす
  2. 支出を減らす
  3. お金に働いてもらう
1、2は100人中100人が理解できていることでしょう。
問題は、「3.お金に働いてもらう」 です。
これをわかっている人間は、本当にごくわずかです。
自分が働いていない時間も、お金に働いてもらうという感覚。
この感覚があるとないとでは、その後の人生が全く違ったものになります。
それも含め、3つの基本の柱を丁寧に解説していきます。

収入を増やす

収入を増やすには、以下の3つの方法があります。
  1. 今の会社で給料を上げる
  2. 転職して給料を上げる
  3. 副業で別の収入を得る

今の会社で給料を上げる

サラリーマンの唯一の収入である、給料。
しかし残念ながら、日本のサラリーマンの平均年収はバブル崩壊以降、ほぼ横ばいです。
ぶっちゃけ、日本の景気が上がる兆候も感じられません。
また、今年は新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で、かなりの下落が予想されます。
大企業に勤めている方であれば、社内で昇進すれば100万円以上の昇給が見込めますが、日本の企業の99%は中小企業です。
ほとんどの方にとっては、社内で昇進しても「大した昇給は期待できない」のが現実でしょう。

転職して給料を上げる

スキルを上げて、ちゃんと儲かっている業界に入れば、100万円単位での給料Upが見込めます。
ちなみに、儲かっている業界は以下の3つです。
  • IT
  • 金融
  • 不動産
特にIT業界は、今後も伸びていく可能性が高く、様々な分野が今この瞬間も新しく誕生しています。
プログラミングを学んでIT業界に挑戦するのは、非常に良い選択だと私は考えます。
また、金融は不動産は成熟した業界ではありますが、営業であれば、しっかり仕事で稼ぐことができれば、若手であっても年収1,000万円を超えることは十分可能ですし、バックオフィスでも課長クラスになると1,000万円程度の給与がもらえます。

副業で別の収入を得る

最近だと、航空会社のANAがボーナス0、年収3割減を発表しました。
それに伴い、副業範囲を大幅拡大し、社員に副業を奨励するようになりました。
もともと政府主導で進められていた働き方改革によって副業解禁が世の中に広がっていた中、新型コロナの感染拡大による企業の大幅な減収減益がきっかけとなり、今後もこのような動きが加速すると予想されます。
自分の収入を、勤める会社の給料一本に絞るというのは、非常にリスクが高い行為です。
今回の新型コロナのように、何かのきっかけで給料が急に出なくなるというケースは、普通にあり得ます。そうなった場合、すぐに次の収入を確保できるわけではありません。
常に第二、第三の収入を確保しておくのが重要です。
また、副業ビジネスが、思いがけず本業よりも稼げるようになったりします。
そして、そうして得た収入を、使わず、お金に働いてもらうのが、「金持ち父さん」になるもっとも近道と言えます。

支出を減らす

支出は大きく2つに分かれます。
  • 固定費
    住居費、水道光熱費、通信費(契約の定額の部分、端末の割賦)、保険、車、教育費
  • 変動費
    食費、通信費(変動する使用分)、医療費、交際費、理美容費、冠婚葬祭費
節約をするいうとほとんどの方は、通信費や交際費などの変動費の節約を思い浮かべるかもしれません。
しかし、節約の際に本当に大事なのは、固定費の削減です。
  • 「見栄を張る、自分が高給取りと勘違いしてタワマンに住む」
  • 「スマホの最新モデルを常に持っていないと気が済まない」
  • 「年収に見合わない高級車に乗っている」
  • 「無駄に高い保険に入っている」
このように積み上がった”無駄な支出”は、固定費と名を変えて、毎月あなたの家計を削っています。
これは、支出が決まっていない変動費よりも、大きく、確実にあなたの資産を減らしていきます。
支出を減らしたいのであれば、まずは固定費からメスを入れるのがポイントです。

お金に働いてもらう

ここが一番大事なポイントです。
収入ー支出(=純利益)を最大化した後、たいていの人は銀行に預金します。
しかし、これが問題なんです。
現在の預金金利はメガバンクで年利0.001%程度。
ネットバンクで一番高い金利をみると、年利0.2%。
もし1億円を預金していても、金利は年間たった20万円。
これでは預けている意味がありません。
これがもし、金融資産に投資して、年利3%稼げたとしたらどうでしょうか?
1億円 × 3% = 300万円
300万円といえば、1家族の基本的な生活に匹敵します。
こうなってしまえば、1年間働かなくても、生活していけます。
このように、不労収入のみで生活できるようになり、生活のための労働から解放されることを、「ラットレースから抜け出す」と言います。

会社員がいますぐできる固定費削減策

いますぐ楽天Unlimitedに切り替える

いま、楽天は採算度外視で顧客を集めようと躍起になっています。
楽天グループは「楽天カード」や「楽天銀行」、「楽天市場」など、様々なサービスを展開しています。
稼げる分野で収益を上げ、一方で今後伸びるであろう分野に投資をする。
そして、楽天が伸びると見込んでいる分野が、スマホ事業の「楽天モバイル」です。
スマホは今や現代人には欠かせないツール。
スマホなしでは、仕事もプライベートも全く成り立ちません。
また、最近はキャッシュレス化が進み、スマホが財布と直結しつつあります。
楽天はその財布を、ソフトバンクやau、ドコモからシェアを奪い取ろうとしているわけです。
その楽天が考えたのが、楽天Unlimitedです。
細かいサービスの詳細は別のマニアのサイトに譲りますが、楽天が短期的な採算度外視で勝負に出ていることは明確です。
もう一度言いますが、スマホはもう我々の生活に欠かせません。
どうせ必要なら、安くて品質のいいサービスを使うべきです。
そして、楽天は今、全力でスマホ事業に取り組んでいます。
消費者としては、それに乗っかるのが一番得策と言えるでしょう。
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車は今すぐ査定に出して売ろう

都会の人はもともと車の必要性を感じていない人も多いですが、地方に住む人は、「絶対に」必要だと刷り込まれています。
しかし実際にところは、車は全く必要ありません。
確かにあれば、便利ですよ。
そりゃそうです。
しかし、車の購入費と維持費はバカになりません。
はっきりいって、そこまでコストをかけなくても、工夫をすればなんとかなります。

電動自転車を購入する

電動自転車があれば、かなり遠方まで行くことができます。
また、大きなカゴを設置すれば、普段の買い物にも困りません。
10万円程度でかなりの広範囲の移動が可能になるため、とてもコストパフォーマンスのいい買い物でオススメです。

タクシーを利用する

例えば週一回、病院に通院しなければならないとして、往復2,000円とします。
年間50週間と考えると、
2,000円 × 50回/年 = 100,000円
そう、年間10万円で済みます。
一方で、自家用車を持つと、車の購入代や維持費(ガソリン代、車検代、保険代)がかかります。
また、購入時にローンを組むと、年間15%程度(例えば100万円借りると、年間15万円)の金利が取られるため、物凄いお金がかかります。
一生懸命働いて稼いだお金を車に全部費やしてしまうのは、非常にもったいないですね。

ホームセンターでの買い物はトラックをレンタル

だけど、大きい買い物もあるし・・・

そんな場合は、お店が貸し出すレンタルトラックを利用しましょう。

大きい買い物で自転車に乗らないものであれば、大抵がホームセンターでの買い物ではないでしょうか?
最近はホームセンターや家具店での買い物をすると、トラックを貸し出してくれます。
また、有料で配送してくれたりもするため、自家用車は必要ありません。

カーシェアリングサービス

車を持っている個人や企業が車を貸し出し、利用したい人がお金を払うというシステムです。
最近では有料駐車場で有名な会社がこのカーシェアリングサービスにも乗り出しており、現在急速に普及してきているサービスのため、既にあなたのお住まいの近くでも利用できる可能性があります。
車を購入するということは、大金を先払いしていることになります。
大金を先払いすると、本来そのお金を投資した場合に得られるはずの利回りを失います。
それどころか、もし自動車ローンを組んだ場合、年利10%以上というとても高い利率で利息を取られます。
一方、シェアリングサービスは、その時に使う分だけ払うシステムで、借りる側は事前に大金を払う必要がありません。
そのため、車を利用しながら、余剰金を運用して、運用利回りを得ることができます。

「働き手(=お金)」は多ければ多いほど良い

働き手(=お金)は、あなたが寝ている間も、疲れることなく働いてくれます。
「24時間、はたら〜けますか?」
という栄養ドリンクのCMが30年以上前に流行りましたが、実際は人間が24時間働き続けることなんでできません。
ですが、お金はそんな激務も当たり前に淡々とこなしてくれます。
そして、お金は雪だるま式に増えていきます。
雪だるまは一年に一周り回転します。
そのため、ボールが大きければ大きいほど、表面についてくる雪(お金)の量は増えます。
収入ー支出を最大化してこの雪だるまにお金を投入していきます。
あなたの収入が高くないのは、単純に働き手(お金)が少ないからです。
お金を貯めるという行為は、あなたのために働いてくれる”働き手”が増えるということ。
そして、タネ銭を貯めるのは、早ければ早いほど効果的です。
「収入ー支出」を最大化して、あなたのための”働き手”をまずは作りましょう。

お金にどのように働かせるか

では、一生懸命捻出したお金を、どのように増やせばいいかというと、以下の2つが考えられます。
  • ビジネスで増やす
  • 投資で増やす
これらに関して詳細を全て説明してしまうと、とても1記事では収まらないため、ここでは割愛します。
まずは大枠として、お金を増やすにはこの二つの方法があるということを理解してください。
ちなみに・・・
私は金融業界に10年以上携わっており、サラリーマンにもできる投資手法を解説した記事も書いています。
ぜひそちらをご覧ください。

会社員が株式投資でお金を増やす3つの方法
https://relax-salon.tokyo/workers-stock-trade-grow-money/

サラリーマンの資産形成には投資信託がオススメである4つの理由
https://relax-salon.tokyo/toshin-4-merits/

まとめ:金持ち父さんになるには、お金を捻出してガンガン投資に回す

「貧乏父さん」が「金持ち父さん」になるのに、投資は絶対に避けては通れません。
それは、金持ち父さんとは、お金が勝手にその人のために働いてくれ、自分は働く必要がない人の事だからです。
年収400万円の普通のサラリーマン(貧乏父さん)が「金持ち父さん」になるには、何も行動しないままでは不可能です。
  • 転職や副業で収入を上げる
  • 固定費を大胆に見直し、支出を大きく削る
  • それによって得た余剰金(収入ー支出)をガンガン投資にまわし、お金に働いてもらう。
これを愚直に続けていけば、必ず金持ち父さんになり、余裕のある人生になります。
ぜひ実践することをオススメします。

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