クレジットカード使い過ぎによる借金地獄にハマる人の特徴と対策

accrual お金のハナシ

あれ?こんなにクレカの利用残高がある。

いつの間にこんなに大きくなったんだ?

今月の返済、きついな・・・。

返済のお金、どうやって夫に説明しよう。。。

「利息を取る者は、金持ちになる。
利息を取られる者は、貧乏になる。」

これは世の中の真理です。

絶対にやめたほうがいいのは、クレジットカードの分割払い・リボ払いの常習化。
普段の生活で分割・リボ払いを癖にすると、金利地獄に陥ります。

クレカ借金地獄のカラクリ

クレジットカードの分割払いやリボ払いは、使う人の信用力や限度額にもよりますが、大抵が15〜18%程度の金利が設定されます。
単純に考えると、借りた金額が一年後には15〜18%増加している計算になります。(簡単のため、かなりの超ざっくり計算ですが。。。)

毎月収支トントンの年収400万円サラリーマンが、クレジットカードの分割払い/リボ払いの金利によって15%近く増えた生活費を払うとなると、その飛び出したクレジットカード会社に支払う金利分がそのまま赤字です。

すると、どうなるでしょう?

翌月その金利分が支払えないあなたは、それと同じ金額をキャッシングで返済に充てたり、直近の支払い分をリボ払いにしてその月の支払いを少なくします。
すると、新しいキャッシングやリボ払い分にも同じように金利が発生し、翌々月の支払いがもっと苦しくなります。 これを繰り返していくうちに、返済額が雪だるま式に増え、借金としてみるみるうちに積み上がっていきます。

1回目の利用でガツンと借金をすれば、危機感を持って気をつけるかもしれませんが、このサイクルは徐々に首が締まっていき、利用者も危機感を感じにくい。
その結果、気がついたときには借金の金額が膨れ上がり、「任意整理」や「自己破産」をするしかなくなります。 これ、2〜3年もあれば、本当に、簡単に、首が回らなくなります。

収入が微妙な方、細かい計算が苦手な方は、とにかく「分割払い・リボ払いは利用しない」という風に覚えておきましょう。

収入が微妙で管理のできない人が分割払い・リボ払いを多用するのはとても危険です。

 

ハマる人の特徴

  • 稼ぎが少ない
  • 見栄っ張り
  • 酒癖が悪い
  • 自分に甘い(口ばかり達者で行動しない)

以前の知り合いに、クレジットカードの使いすぎで、債務整理をした男がいました。

彼に金の使い道を聞いたところ、ほとんどが”飲み代”だというのです。 「誘いを断るとかっこ悪い」「なんとかなるだろう」という思いで、奥さんに内緒でクレカの利用を重ね「借金」を積み上げて行ったそうです。

まあその彼は、知り合いというか、元同僚です。
私は爽やかな青年として通っているため人の事をあまり悪くは言いたく無いのですが、彼は本当に自分に甘く、仕事も家庭もだらしない男でした。

上であげた特徴のある人は金の使い方もだらしない傾向にあるため、特に気をつけましょう。

 

クレジットカードの正しい使い方

金を産む投資やビジネスに使うならOKです。

例えば、金はないが「PCを使って副業したい。」という時です。

ただしこの際も、自分の返済能力を考慮して購入するか判断しましょう。

また、同時に返済を抱えるのは一回の購入限りとしましょう。
というのが、数ヶ月にわたる返済がいくつも同時に存在すると、管理ができなくなってしまうためです。

同時に生じている分割の支払いは多くても3件までに留め、それを超える支払いは全て一括払いにすることです。既に分割払いが3件あって一括払いも難しい場合は、いくら金を産む予定だからといって購入するべきではありません。

予定は未定です。

どんなにうまくいきそうなビジネスでも、必ず何かしら障害が発生し、そんなに簡単に収益が発生するものではありません。

新しいビジネスから収益が発生しないことも想定し、収益がないと払えないようであれば絶対に購入は待ちましょう。

 

「じゃあ、そんなにクレジットカードが危険なら最初から持たなければいいんじゃない?」

と、思うかもしれませんね。

ですが、銀行に寄る時間も無い中、急な支出の場面が訪れるのが、社会人というもの。 急なデートや、会合、タクシーでの長距離移動など、クレジットカードを全く持っていないと、いざという時どうしようもなくなります。

また、インターネットでの決済はクレジットカード払いが求められることが非常に多いです。 これだけキャッシュレス社会が進み、クレジットカードが普及している中、クレジットカードを持たないというのも社会人としてなかなか難しいです。

上で述べたように、分割払いがいくつも重ならないよう常に気をつけ、適切に管理しましょう。

普通の会社員が持つべきオススメのクレジットカードは「楽天カード」

クレジットカードに適用される金利は、利用限度額が大きいほど金利が低くなります。

その利用限度額を大きくするには、あなたの信用力が関わります。

あなたの信用力は主に以下の項目で決まります。

  • 年収
  • 勤め先
  • これまでの支払い実績
  • 現在の借入状態

年収が多くないと、利用限度額は大きくなりません。
そうなると、自動的に金利は高くなります。

これはどのカードも必ず同じです。
カードによってポイントが溜まったりマイルが貯まったりしますが、そんなものははっきり言って”誤差”に等しい。

クレジットカードを選ぶ際に重視しがちなのは、ポイント還元率などですが、それよりも会社員にとって大事なことは、「管理のしやすさ」だと私は思います。

そこで私が強くオススメなのが、楽天カード

管理画面が非常にわかりやすく、動作も軽いです。
また、各種手続きも分かりやすくなっており、非常に使いやすいです。

私はこのカードでANAのマイルが貯まっていますが、そんなことよりも管理画面の使いやすさを非常に気に入っています。

会社員なら。これ一枚持っていればいいかなという感じです。
逆に、年収が500万円を超えない方は、他のクレジットカードには手を出さない方がいいと思います。

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結論:クレジットカードの金利はサラリーマンの”敵”

利子の力は超強力です。

味方につければとても心強い存在ですが、敵にまわるとこんなに恐ろしいものはありません。 そして、現代の社会人にとって、最も身近で恐ろしいのがここまで説明してきたクレジットカードです。

「ポイントやマイルを貯めたいからクレジットカードを使う」という気持ちも分かりますが、使用回数が多くなればなるほど、いくらお金を使ったかを把握しづらくなり、「月末に支払えなくてリボ払いに切り替え」なんていう事態にもなりかねません。

収入が微妙で管理が苦手な方は、とにかくクレジットカードに使用を極力控えることが大切ですね。

 

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