サラリーマン必読!睡眠負債から生じる自律神経の乱れの整え方

awake-sleeping 睡眠

2017年頃に大いに話題になった「睡眠負債」。睡眠時間が6時間未満の日本人は全体の4割にものぼると言われ、睡眠不足は日本の国民病の一つとも言えるでしょう。

睡眠不足が蓄積して「睡眠負債」となると、日中のパフォーマンスの低下に加え、重大な事故にもつながります。

毎日会社員として多忙な毎日を過ごしているあなたは、なかなか適切な睡眠を取ることができないでしょう。

ですが、睡眠負債が大きくなると、自律神経が乱れます。

それにより、健康に甚大な影響を及ぼす可能性が高くなるとされています。

適切な睡眠をとり、健康的な生活を取り戻しましょう。

そもそも睡眠負債とは

William C. Dement 教授(スタンフォード大学)により提唱された言葉で、日々の睡眠不足が借金のように積み重なり、心身に悪影響を及ぼすおそれのある状態である。


Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9D%A1%E7%9C%A0%E8%B2%A0%E5%82%B5

自律神経の整え方

睡眠負債が蓄積すると、あなたの日中のパフォーマンスは著しく低下します。

また、「なんとなくだるい」「肩こりが治らない」等、何かしらの体調不良を感じている事でしょう。

他にも、「朝起きられない」「朝起きても憂鬱」「何をしても常にイライラする」「うつっぽい」というのも症状として当てはまります。        

自律神経のサイクルに焦点を当てて進めていきたいと思います。

自律神経は、交感神経副交感神経に分かれます。

交感神経は、日中の活動中に活発になり、副交感神経は夜寝る時に活発になるべきものです。

しかし、そのサイクルが狂っていると、日中に眠気や倦怠感を覚えます。

会社員は職場で強いストレスを受け、興奮状態になります。(交感神経が優位の状態になる。)

また、インターネットの普及により、夜間のクライアントからのメールをチェックしたり、地球の裏側のニュースがリアルタイムで流れてきて対応を迫られるなど、なかなか「OFFの状態」を作ることができません。

そして、興奮状態を引きずったまま入眠しようとすると、自律神経の切り替えがうまくできないまま眠りに入ることになります。

睡眠時間、質、環境を整えても睡眠に不満を感じる場合は、予め定めた就寝時間を目標に、時間に余裕を持って、1日のサイクルを意識して取り組むと良いでしょう。(つまり、日中に交感神経を、睡眠時に副交感神経を活発にさせるようにする。)

それに加え、朝の過ごし方も自律神経の切り替えには重要です。

自律神経のサイクルは体内時計と密接な関係があります。

体内時計は太陽光を浴びることによってリセットすることができ、それによって自律神経のスイッチを切り替えることができます。

「出社してもまだ眠い」など、なかなか体が起きないという方は、朝日をを浴びる時間が少なくありませんか?

太陽の光をたっぷり浴び、ストレッチや軽い運動を行うことで、体内時計、ひいては自律神経の切り替えを適切に管理しましょう。

以下のサイトがわかりやすいと思うので、参考にしてください。

私のページでは紹介しなかった手法も紹介されています。

J-Stage
バイオメカニズム学会詩良質な睡眠のための環境づくり  – 就寝前のリラクゼーションと光の活用
北堂真子
https://www.jstage.jst.go.jp/article/sobim/29/4/29_4_194/_article/-char/ja/

最後に

人生の3分の1を過ごす(べき)睡眠時間。

この活動していない時間にも、ちゃんと意味があります。

毎日仕事で消耗しているあなたの体は、悲鳴を上げているはずです。

ですが、その悲鳴を聞いてあげられるのは、あなた自身しかいません

睡眠に満足していないのであれば、最優先事項として取り組むことを、強くお勧めいたします。

以前このサイトでアップした記事のリンクを以下に貼り付けました。

ぜひ参考にしていただき、睡眠時間、質、環境を確保した上で、自律神経の適切なサイクルを意識して取り組みましょう。

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では、また。

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